書家・書道 鈴木猛利のオフィシャルウェブサイト 

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書話 其の5 「空間性」

書は、二次元に定着する造形芸術。 安定した空間と均斉・均衡によるバランスで表現する。 文字以外の余白は絵画と異なり、 有を内包する東洋的な、無の空間といえる。 また、先に“二次元に定着する造形芸術”と挙げたが、 揮毫の書

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書話 其の4 「文字性」

書の特質として先ず挙げられるのが、 「文字性」 つまり、文字を素材とすることの定義から第一に挙げられる。 必ず文字を用いること。 漢字は複雑な線構成から成る構築性に優れ、 書体も多様である。 仮名は純化されてるが、流動美

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高層ビルの建設風景から

高層ビルの建設風景。 ビルの横線と縦線が楷書体を連想させる。 楷書の“楷”の名は楷の木からきている。 「楷樹」はもともと孔子廟が置かれていた曲阜にあったことから、 「学問の木、聖なる木」と言われる。 「楷」とは、落葉樹の

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その時にすっと入る言葉

意志は変化する。 先日、幹墨名句をぱらぱらと眺めていたら、一つの言葉に目が止まった。 何度も読んでいる本なのに、はじめて見た言葉。 その時にすっと入った言葉は大事にしたい。   『無才便是徳』  陳継儒    才無ければ

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尺八と書

以前ご一緒した、尺八奏者の松本宏平さん。 尺八とは“呼吸”が近い。 尺八か一息で吹く音と 墨を含ませた筆が、紙から離れる呼吸が近い。 温度も近い気がする。 僕らは呼吸を描くのだ。 六本木稽古場 書道教室 http://k

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書話 其の3

稽古場用に書跡名品叢刊が届いた。 書道史上の名品に少しずつ向き合う。 日々臨書。

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武満 徹ソングブック・コンサート 2014/3/8

2014年3月8日 土曜日 プラチナ・シリーズ 武満 徹ソングブック・コンサート @東京文化会館 小ホール に行ってきた。 谷川俊太郎さんにもはじめてお目にかかれた。 コトバの伝え方、勉強になりました。 『心』 六本木稽

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書の時間「字問字答 -“雲”を書く- 」

字問字答で『雲』を書く。 生まれては消え、消えては生まれる。 その姿は、風によって変化し、一度見た形は二度と見ることが出来ぬだろう。 あのときの思い出には必ず雲がいる。 六本木稽古場 書道教室 http://keicob

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書話 其の2

先日、麻布ウグイスで開催されている、 水墨画家の土屋秋恆(つちや しゅうこう)先生の講座を受講してきた。 水墨画は大学在学中以来なので10年ぶりだ。 はじめは墨の濃淡を一本の筆で5段階出す練習。 書道では一枚の紙に墨の濃

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『南山起雲 北山下雨』

『 南山起雲 北山下雨 』 碧巌録 – 南山に雲が湧き、北山には雨が降る。 天は一つ。 東西なく南北もなく因果なく、調和する。 今、何処かで雨が降り、何処かで雲が湧き、 また何処かは晴れている。 世も一つ。

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