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紙の仙人

先日、百貨店で伝統工芸展が行われていた。

そこには新潟県東蒲郡上林(現 阿賀町)小出で作られた
會津流小出和紙、日本古式和紙があった。

その紙は
仙人のようなご主人と書家の奥さまがお二人で、
一年かけて紙を作っているとのこと。
原料を危険な崖の上から調達しているため、
命がけで一枚の紙を作るという。

紙色は淡い萌葱色。
楮原料を雪晒しにし、煮熟したあとも雪の上で天然漂白するという。
この作業があるため、一年に作れる紙は数百枚。

紙質はきめ細やかく、強靭。
それは、仙人のお人柄そのものだった。

この、命の紙の上に筆を入れる。
今の私には、もう少し修行が必要だ。

夏になる前に仙人を訪ねる約束をした。

六本木稽古場 書道教室
http://keicoba.com

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