書家・書道|鈴木猛利 道具

雙石眼鳳凰 端渓硯Ink stone

かの武者小路実篤は毎日毎日書き続け、硯に穴を開けた。
硯をすり減らして、穴を空けるほど勉学に励むことを磨穿鉄硯(ませんてっかん)という。

この硯は私が大学生の時に中国・西安に行った時に購入したもの。
水を落とすと石の模様が美しく見える。
どっしりとした大ぶりなところも書く前の気持ちを落ち着かせてくれる。
この硯と一生を共に。