書家・書道|鈴木猛利 道具

翡翠雲 蓮葉 水盂Water bowl

水盂を水に沈めて、水を汲む。
自然の恵みに感謝して、匙から硯へと水を運ぶ。
この一連の動作が墨をする準備。
硯にじゃばじゃばと水を汲めば字も自ずと落ち着きのない字になるだろう。
筆を持ち書いていない時間こそ丁寧にするべきだと学ぶ。